寄付金活用のご報告をいただきました。
大会趣旨
今、走ろうとするあなたの第一歩が笑顔に満ちた日本の未来を創りだす―。
あなたの走りが一人の若者を救います―。
IT業界が活気あふれる元気な業界として認知される一方で、その特殊な事態から「社会的立場の弱い未就労者」を生み出してしまっています。うつ病の増加は、「IT業界から始まった」とも言われています。こうした未就労者を1人でも多く社会に復帰させることを目的に2010年に当大会「NIPPON IT チャリティ駅伝」が企画されました。「駅伝」というスポーツを通じて、同じ目的に向かって参加者同士が助け合い、励ましあい、そして未来を担う若者たちを支えあい、つながりあい、今を乗り越えようとする若者を支援したい。それが「NIPPON IT チャリティ駅伝」のテーマです。仲間が励ましあい、協力しあいながらタスキをつないでゆく。駅伝の精神は、福祉の精神=「人が幸せに暮らすために支えあうこと」に通ずるものがあるのです。
一人でも多くの方々の社会復帰のために・・・今、走ろうとするあなたの第一歩が、笑顔に満ちた日本の未来を創りだします!
たくさんの方々のご参加をお待ちしております。
チャック ウィルソン
NIPPON IT チャリティ駅伝 実行委員長
Your participation helps who cannot help themselves!
13 今年、13回目を迎える「NIPPON IT チャリティ駅伝」。これまで多くの方々の賛同を得て、その方々の人を想う気持ちがこの大会を育んできました。これからも駅伝というスポーツを通じて、少しでも笑顔に満ちた日本の未来に貢献できればと思います。
この大会で得た収益は、運営費を差し引いた全額を、下記の様々な目的で活動される法人・団体に寄付されます。
- 「うつ病」「ひきこもり」等の方々の就労支援を行っているNPO団体 FDA(Future Dream Achievement)。おひとりのランナーの参加費 3,000円 によって、現在、就労に悩んでいる方が1日の就労トレーニングを受けることができます。
- 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)、熊本地震、能登半島地震等の地震災害、各地の豪雨災害等、その時々の自然災害などで被災された地域の災害復興支援をされている各法人・団体。
- スペシャルオリンピックス日本 等の障がい者支援をされている各法人・団体。
特定非営利活動法人 Future Dream Achievement からのご挨拶
NPO法人FDAは、社会復帰が難しいメンタル不全、ひきこもりの支援を目的に、2010年に設立されました。現在は障がいや難病をお持ちの方への支援を行なっております。本大会は、年を追うごとにご参加・ご協賛いただける方々も非常に増えてまいりました。『うつ病等による就労困難者への支援』が皆様の身近なテーマになってきたのではないかと感じており、私共としても、ありがたく思っています。皆様のご支援のおかげで、FDAは現在、川崎市内に3事業所を構え、50名以上の利用者を常時支援できるようになりました。この駅伝をきっかけに、『助け合いの襷』が繋がり、少しでも多くの方々の支援ができればと願っています。皆様のご支援やこのような活動への興味関心が、我々の支援の糧となりますので、引き続き応援をお願いできればと思います。どうぞよろしくお願い致します。
坂田 浩次
特定非営利活動法人 Future Dream Achievement 理事長
特定非営利活動法人 Future Dream Achievement とは
うつ病患者や障がい者、難病の方の社会参加を支援し、一人ひとりが経済的・精神的・社会的な自立を実現することで、より充実した人生へと踏み出すための出発点となることを大義(目的)として活動していく、特定非営利活動団体です。
FDAのサイトへ支援実績
本大会は、ボランティアの皆様、スポンサー企業様、協力団体様などの多大なご支援により実現しています。皆様のご支援と、ご参加いただいた全てのランナーの皆様に、関係者一同、心より感謝いたします。
開催実績・支援実績
※ 下記の表は横スクロールして全体をご覧ください。
開催年 | エントリー | ランナー | ボランティア | スポンサー | 寄付金 |
第1回|2010年 | 108チーム | 540名 | 120名 | 39社 | 159万円 |
第2回|2011年 | 415チーム | 2,075名 | 150名 | 67社 | 400万円 |
第3回|2012年 | 516チーム | 2,580名 | 200名 | 63社 | 500万円 |
第4回|2013年 | 673チーム | 3,365名 | 250名 | 65社 | 600万円 |
第5回|2014年 | 754チーム | 3,770名 | 300名 | 76社 | 650万円 |
第6回|2015年 | 767チーム | 3,835名 | 300名 | 83社 | 700万円 |
第7回|2016年 | 778チーム | 3,890名 | 300名 | 78社 | 700万円 |
第8回|2017年 | 616チーム | 3,080名 | 300名 | 79社 | 500万円 |
第9回|2018年 | 627チーム | 3,135名 | 300名 | 76社 | 500万円 |
第10回|2019年 | 684チーム | 3,204名 | 300名 | 76社 | 500万円 |
第11回|2022年 | 353チーム | 1,765名 | 300名 | 99社 | 200万円 |
第12回|2023年 | 531チーム | 2,655名 | 300名 | 123社 | 500万円 |
累計 | 6,822チーム | 33,930名 | 3,120名 | 924社 | 5,909万円 |
NIPPON IT チャリティ駅伝から、以下記載の各団体に寄付させていただきました。ご支援いただきました皆様に心より感謝いたしますとともにご報告申し上げます。
※ 個別の寄付先のご報告は、第8回以降となります。
第12回大会|2023年 支援報告
第12回大会では、皆様のご協力のもと合計500万円を各団体様に寄付させていただきました。また、昨年度の寄付金活用のご報告をいただいておりますので、下記をご覧ください。
うつ・ひきこもり就労支援 | 寄付金:200万円
東北復興支援 | 寄付金:150万円
寄付金活用のご報告をいただきました。
2023年7月から処理水放出を政府が実施してから、海洋の線量状態を常に観察する作業が増えて職員の方々(お子さんをお持ちのお母さま方)の努力には本当に頭が下がります。また今回は心のケアをするための施設も見せていただき、様々な角度での対応をされているのだなと改めて支援を続ける必要性を感じました。写真は職員の方々
被災地・災害地復興支援 | 寄付金:100万円
寄付金活用のご報告をいただきました。
熊本復興支援 | 寄付金:50万円
寄付金活用のご報告をいただきました。
第11回大会|2022年 支援報告
約3年ぶりに開催された「第11回 NIPPON IT チャリティ駅伝大会」は、コロナ前の時と変わらず、社会的に困っている方々、継続的な支援を必要とされている方々に、合計「200万円」寄付をさせていただくことができましたので、ご報告いたします。
東北復興支援 | 寄付金:55万円
鈴木さんと職員の皆さん。3年前と変わらず精力的に活動を続けておられます。活動内容をお聞きしました、「たらちね」の皆さんには頭が下がることばかりです。この状況が、あと何年続くのか・・・できる限りのご支援は続けていきたいと思います。
被災地・災害地復興支援 | 寄付金:55万円
熊本復興支援 | 寄付金:20万円
第10回大会|2019年 支援報告
NIPPON IT チャリティ駅伝から、以下記載の各団体に合計「500万円」を寄付させていただきました。ご支援いただきました皆様に心より感謝いたしますと共に、ご報告申し上げます。
東北復興支援 | 寄付金:60万円
絵本をお送りいただきました・・・
【2019/11/19】 2年に渡り寄付をさせていただきました、福島県いわき市にある「たらちね」様より、絵本をお送りいただきました。日々作業されている、ベータ線核種であるストロンチウム90の分析法について、誰でもがわかるように、絵本として作成されたそうです。NIPPON IT チャリティ駅伝の寄付金は、「たらちね」様において、市民の方が受けられる検査費用にあてていただいております。すばらしい活動の一部にでもお役に立てていることを嬉しく思い、届きました絵本をご紹介させていただきます。
ご興味がありましたら、Facebookで「たらちね」様のページをご覧下さい。
https://www.facebook.com/tarachineiwaki/
東北復興支援 | 寄付金:50万円
ジャパンチャレンジャープロジェクトとは・・・
各地の地方創生事業の一環として行われるローカルプロジェクトを推進していくため、地域プロジェクトの立案(計画)、実施等を支援するために、そのプロジェクトメンバーの能力開発のためのプログラムを提供すると共に、ハンズオン型の支援を行う。
佐賀と千葉の豪雨・台風被害支援 | 寄付金:100万円
【2019/12/17】 昨年度、西日本豪雨被害に対して寄付をさせていただきました「コミサポひろしま」様より、今年の千葉での台風被害に対する現在の活動状況映像が届きました。NIPPON IT チャリティ駅伝からの寄付が、この活動のお役に立てていることを嬉しく思います。皆さまにも共有をさせていただきますので、是非ご覧ください。
福島台風災害支援 | 寄付金:50万円
学生団体 福島大学災害ボランティアセンターの概要
2011年に発生した東日本大震災により、多くの方が避難を余儀なくされています。
被災者の継続的な支援、その活動に関わりたい学生の受け皿となることを目的として、2011年5月に団体が設立されました。
被災者の孤独死、関連死を防ぐため被災者の方と長く寄り添っていくための活動を行っています。これからも「地道」に「寄り添い」の活動をしていきたいと思います。
理念 『自死・孤立死を防ぐ』
2018年の活動実績:228日|総活動数:295活動
宮城被災地支援 | 寄付金:25万円
2020年1月のご挨拶では・・・
「丸森町では年末から徐々に仮設住宅への入居が始まり、私たちYOMOYAMA COMPANYでも仮設の入居支援、ニーズヒアリング、無料の物資配布等を行っています。今後は在宅避難者の方々への支援等も始まる予定です。まだまだ先が見えない状況ではありますが、いただいたご寄付を活かさせていただきながら、地元の若者として持続的な支援活動に尽力してまいりたいと思います。」
宮城・長野被災地支援 | 寄付金:25万円
年末年始10日間・・・
彼女たち「炊出し隊」が中心となり、丸森町にて「仮設団地での食をキッカケとしたコミュニティー作り」を実施してこられたそうです。
熊本復興支援 | 寄付金:30万円
熊本地震から1年が経ちました・・・
様々な復興が進む中、無視できないのが『心の復興』です。発災後から様々な運動を通して心のリフレッシュ支援活動をしてきた中で、子供と彼等を取り巻く大人の心の部分の重要性を感じ、その中でも幼稚園・保育園に目を向け、園の正規時間内での運動遊びの提供により、子供達の「笑顔」をさらに引き出すと共に、先生方の被災されながらの業務の中へ外部の指導者が入ることで、客観的に子供達を観察する時間や、少しほっとする時間を定期的に提供する事で、心の復興の一助となれないかと考え実施されたそうです。
障がい者支援 | 寄付金:10万円
第9回大会|2018年 支援報告
第9回大会では、皆様のご協力のもと「500万円」を各団体様に寄付させていただきました。寄付から1年が経過、それぞれの団体様より寄付金活用報告がありましたので、内容を共有させていただきます。掲載内容以外に、詳細な資料もいただいております。
うつ・ひきこもり就労支援 | 寄付金:150万円
寄付金を主にPC環境の整備に活用いたしました・・・
【背景】
• PC SkillやSocial Skill習得のための自学ツールを購入したものの、それらを快適に稼働させることの出来るPCが不足していた
• 現在使用しているパソコンのOS (Windows7)のサポート切れを控え、セキュリティ・レベルを維持する必要がある
• 利用者が内部実習案件に取組むにあたり、十分なスペックのPCが不足していた
• インストールしているアプリのバージョンが古く、必要な機能が使えない
【効果】
• 快適なPC環境により、内部実習作業の効率がアップした
• 自学ツール等を活用するためのPCが確保できた
• 最新のOfficeアプリの機能を学習できるようになった
• 新しいPCを利用することで、利用者のモチベーションもアップした
○ 老朽化した利用者用PCの一部をリニューアルしました
• 2018年12月:10台
• 2019年10月:20台
※ PCで行う受託案件の生産性が飛躍的にアップ。受託できる案件の範囲が拡がった。
○ 事業所内PC(職員・利用者)で使用するMS-Officeのライセンスを購入しました。
• 2019年10月:20ライセンス
• 2019年11月:15ライセンス
※ ワード/エクセルの授業用リソースを確保。最新エクセルを使って受託案件の効率化・スピード化
○ Windows7のサポート終了に伴い、旧OSで動いている職員用および利用者用PCのReplace
• 新OSに対応したアプリケーションをインストール
• 業務全体の効率化・スピード化
• 動画編集作業を内部実習案件として受託
東北復興支援 | 寄付金:50万円
子どもたちの健康に関する事業に役立たせていただいております・・・
2019年1月に、NIPPONIT チャリティ駅伝様より 50万円のご寄付をいただきました。たらちねでは、この支援金を子どもたちの健康に関する事業に役立たせていただいております。
【たらちね「こどもドック」の実施】
たらちねクリニックで実施している「こどもドック」は、子どもの健康診断です。診療科目は血液検査、尿中セシウム検査、甲状腺検診、身体測定、ホールボディカウンターによる全身放射能測定などです。2011 年の原発事故による放射能汚染は、子どもたちの身近にある自然環境を汚してしまいました。福島やその近隣で生活する子どもたちには、常に被曝のリスクがつきまといます。日常の放射能測定を行うことと、飲食に気をつけることで、被曝の影響のない地域の子どもたちと同じ健康な体を維持することができるよう努めています。リスクを認識し、検診をまめに行うことが子どもたちの健康を守ることに役立ちます。1月~11月までの期間に子どもドックを受けた子どもの人数:のべ 162名、1回の実施で 10,000円ほどかかる検査です。NIPPON IT チャリティ駅伝からの支援金は、50名の子どもたちの検診に使わせていただきました。
*2019年の夏休みは、沖縄の保養事業に行った子ども達の保養前後の尿中セシウムの測定も実施しました。夏休みの測定結果では、保養後「不検出」となる子どももおり、保養の科学的効果が数値でしめされました。
見えない・におわない・感じない環境汚染である放射能の被害は、測定し、可視化することにより予防することができます。
これからも、子どもたちの健康を守るためにご支援者の皆さまと力を合わせ、子どもたちのために尽くしていきたいと思います。
北海道地震復興支援 | 寄付金:50万円
平成31年北海道胆振東部地震の被災地での支援活動を実施する・・・
平成31年北海道胆振東部地震の被災地での支援活動を実施する。
○ 技術系ボランティアとして、重機や技術を生かした一般ではできない特殊案件を対応し、被災者へ寄り添う活動をする。
○ 災害ボランティアセンターでは対応しきれない特殊案件をクリアにすることで、不安を持っていた被災者に再建への後押しとなった。
<実施項目>
○ 余震時の緊急案件対応
○ 炭釜再生プロジェクト
○ 重機での倉庫解体
西日本豪雨被災地支援 | 寄付金:50万円
仮設住宅、地域の担い手支援を中心に、活動を実施させて頂きました・・・
ご支援頂きました皆様へ
拝啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、コミサポひろしまへの活動のご支援誠にありがとうございました。昨年7月に西日本を襲った豪雨災害から1年と4カ月が過ぎ、被災地は2度目の冬を迎えようとしております。当団体が活動する広島県呉市、坂町では、仮設住宅から新居への移転を済まされたご家庭がある一方、来春以降の災害公営住宅完成を、住みなれない住居で待たれている皆様もおられます。
当団体では、「第9回 NIPPON IT チャリティ駅伝」の参加者、関係者の皆様から頂いた寄付を活用させて頂き、それら地域における仮設住宅、地域の担い手支援を中心に、活動を実施させて頂きました。以下、皆様からのご支援を活用した活動について報告させて頂きます。皆様からのご支援が、被災した地域の大きな力となっていること、改めて御礼申し上げます。
1. 仮設住宅における環境改善
【内容】 仮設住宅における住環境整備の活動の一部として寄付金を活用
【活動】 呉市、坂町において 約50戸に対し風除室や棚の設置等を実施
【成果】 住民の住み心地の改善が図られる
2. 地域と元気に!子供向け催しの実施
【内容】 地域住民と一緒になった催しの企画運営に寄付金を活用
【活動】 クリスマスイベント、子供祭りの企画運営
【成果】 住民の心のケア、および、地域の担い手による団体の立上げ
今後の活動について・・・
コミサポひろしまは、これまでの活動を通し、様々な団体、個人の皆様からご支援を頂き活動を継続してきました。今後、活動の中心地である呉市、坂町では、仮設住宅から災害公営住宅への転居、被災者の皆さんの新しい生活が始まる予定です。それに伴い、一人では転居が難しい方等の引っ越しの支援、また、新しいコミュニティづくりにむけ、地域の団体等と協力し活動を行う予定です。また、一部地域では農地や被災があった斜面等の復旧が進んでおらず、度重なる風雨により、再度のケアが必要なケースもあるため、地域で活動する団体として、要望に合わせ活動は継続します。団体の活動については、引き続きフェイスブック等で更新してまいりますので、よろしければご覧下さい。
これからも、皆さんのご支援を支えに進んでまいりますので、引き続きよろしくお願い致します。
コミサポひろしま メンバー 一同
東日本大震災・熊本復興支援及び地方創生 | 寄付金:125万円
学生団体の復興支援活動として、運営費利用をさせて頂きました・・・
「みんなの夢AWARD9」 「みんなの夢AWARD地方版」 開催実施にあたり、これらに関わる学生団体の復興支援活動として、運営費利用をさせて頂きました。
※ 「みんなの夢AWARD9」 では、会場となった舞浜アンフィシアターの施設を利用しNIPPONITチャリティ駅伝の協賛企業5社をお招きし、学生達との意見交換会を実施する運営費用としても利用させて頂きました。
復興地:東日本大震災被災地・熊本
熊本地震復興支援 | 寄付金:50万円
「幼児への運動によるリフレッシュ事業H28年度)」 報告
熊本地震から1年が経ちました。様々な復興が進む中無視できないのが、『心の復興』であります。発災後から様々な運動を通した心のリフレッシュ支援活動してきた中で、子供とそれを取り巻く大人の心の部分の重要性を感じ、その中でも幼稚園・保育園に目を向け、園の正規時間内での運動遊びの提供により、子供達の「笑顔」 をさらに引き出すとともに、先生方も被災されながらの業務の中へ、外部の指導者が入ることで、客観的に子供達を観察する時間や、少しほっとする時間を定期的に提供する事で、心の復興の一助となれないかと考え実施した。
【内容】 『幼児体育教室』
【時間】 園の正規時間内
【対象】 年長・年中 ・年少
【費用】 浄土宗平和基金 / 全国女性会館協議会支援金 / 全国総合型 / SC支援金 / その他支援金に関してはH29年事業に繰越
【回数】 継続的に実施
【指導員】 幼児体育の専門スタッフ・学生ボランティアを派遣|所属:(一社)Fun & Fit・ひかわスポーツクラブ・熊本マシマシ計画
【実施園】 平成29年3月末日 計35h
・ 益城町立益城幼稚園(2h×5日)
・ 益城町立益城第二幼稚園(2h×2日)
・ 益城町立益城第四保育所(2h×6日)
・ 益城町立益城第五保育所(2h×3日 - 1h×3日)
【その他関連実績】
≪ 日本財団支援事業 ≫
ひかわスポーツクラブ受託(平成28年8月~平成29年3月 各園12h 計60h)
各園最大12時間の幼児体育教室の実施
西原町立にしはら保育園 / 山都町立金内保育園 / 御船町立高木保育園 / 熊本市立城東保育園 / 熊本市立麻生田保育園
【成果】 緊急対応期に「幼児への運動によるリフレッシュ事業」を実施していく事で、先生方から「幼児体育教室がある日は特に子ども達がいきいきして登園してくる。」「先生方の勉強の場にもなっている。」当初掲げた目的以上の 達成ができたと考える。
【課題】 「幼児への運動によるリフレッシュ事業」を実施してきた事で、地震の影響によって地震前に必然的にあった運動環境を失っている子ども達がいる事が見えてきた。
要因① 園舎が被災した園は仮園舎で保育し、身体を動かす十分なスペースが確保されていない。
要因② 生活環境の変化で、日常生活範囲内で 思いっきり動ける環境が激減した
要因③ 仮設の生活で生活再建を優先し、子どもの習い事を断念
要因④ 地震により活動できる場が無くなり、活動中止や遠方への活動拠点変更に伴う送迎の負担で習い事の継続を断念
上記の様な要因から「課題」が出てきている。
『幼児の運動機会保障事業』(H29年度)」 報告
熊本地震から1年が経ち、「幼児の運動によるリフレッシュ事業」を継続してきた結果、災害により運動機会を失った子ども達がいる事が表面化してきた、運動の基盤をつくる運動遊びや外遊びを、園の被災により、災害後10ヶ月実施できていない幼児たちや、仮設・みなし仮設生活で、生活環境の変化による運動機会の損失もあり、日常の運 動機会を保障する為に、全国からの支援金や助成金を活用し、実施した。
【内容】 『幼児体育教室』+『保育士への運動指導ノウハウの伝達』
【時間】 園の正規時間内
【対象】 年長・年中・年少 ※希望によっては未満児(3園実施)
【費用】 NIPPON IT チャリティー駅伝実行委員会(東京) / NPO法人健康づくりフォーラム(鹿児島) / NPO法人健康づくり推進機構BTB(兵庫) / 栃木県佐野市あそ商工会むらおこし実行委員会 / 全国の総合型地域スポーツクラブ関係支援金 / 大村詠一様よりフィットネス関係の皆さん / えがお+for kids sports(徳島) / ジャパンプラットフォーム ※東北研修含む / その他支援募金箱
【回数】 継続的に実施
【指導員】 幼児体育の専門スタッフを派遣|所属:(一社)Fun & Fit・ひかわスポーツクラブ
【実施園】 平成29年4月~平成30年3月末
・ 益城町立益城幼稚園(2h×12日)
・ 益城町立益城第二幼稚園(2h×12日)
・ 益城町立益城第一保育所(2h×6日)
・ 益城町立益城第二保育所(2h×12日)
・ 益城町立益城第三保育所(2h×12日)
・ 益城町立益城第四保育所(2h×12日)
・ 益城町立益城第五保育所(2h×12日)
・ 御船町立高木保育園(2h×12日)
【成果】 昨年度に出てきた課題に対して、ただ継続的に指導に入る事だけでなく、先生方に日常の運動機会の重要性や子ども達の状態から必要な動作を抽出し向上する遊びを伝え、運動を日常化していく事で 「運動機会の保障」を形にしてきた。共に環境を創ってきた事で、子ども達の動作に関して、想定していた以上の変化が先生方からの言葉や子ども達の動作や行動より読み解く事ができた、先生方からのヒアリングからも、運動への認識・ 意 識の向上や、日常の保育時の運動活動が増えた事が見て取れたので、大きな成果と考える。
【課題】 来年度も仮設園舎での保育が決まっている園が1園、他の園からも仮設住宅が解消されるまでは、継続して欲しいと要望が上がっているが、今年度10月以降は資金も尽き完全ボランティアでの支援活 動になっており、決まっている支援日程 はボランティアで実施していくが、来年度の実施に関して通常業務と並行してできるかの確証が出せていない状況である。又、先進地視察として東日本大震災の支援活動を学びに東北へ研修に行った際に感じた事は、復興支援での運動というのは「人命を守る為の運動 *エコノミークラス症候群予防 等」「心のケアとしてリフレッシュ目的の運動」この2点に関して災害時で実践されてきており、「運動機会の 損失を補完す る」支援として、幼児期への取り組みは見えてこなかった 『 幼児期の運動経験の損失による就 学後の 運動のビハインド 』『子ども達の肥満指数の』など災害が原因で運動被災が起きている。実際仮設園舎の園から進学する小学校では1学期だけで骨折者が7名と、常時では考えられない状況 に、校長先生から 「この状態は熊本地震が影響していないとは言えない」とコメントが出るほど、災害時の運動がその先の運動に大きく影響を及ぼすと感じた。
【展開】 助成金の申請、行政へのアプローチ(先生方の研修の場としての予算化)クラウドファウンディングへのチャレンジ・被災地エリアでの新規事業の収益等の資金調達の準備を進めている。又、再度支援金の 募集も考えていく。災害大国の日本の中で、この支援で終わるのでは無く、誰でもどこでもいつでも実施できる、運動カリキュラムの開発をしていく事が、熊本地震の教訓を次世代に繋ぐために必要であると考えるので、災害時に低下しやすい体力を検証する測定を行い、その低下しやすい体力をどこでも出来るプログラムの開発の為の研究が必要で
「運動機会の保障」 ⇒ 「災害時の運動指導研究」
に移行していく方向で調整を行い、平成30年度事業を資金調達の目途がつけて実施する。
「災害時の運動指導研究事業(平成30年度)」報告
災害で幼児期に必要である多様な運動機会が減少し、体力低下が起きているが、実際どの部分の低下が 著しいのか、又、その低下した体力を平均値まで押し上げていく為に、誰でもどこでも実施できる「遊び」 はどのようなものであるかを、理学療法士と連携して検証し、新たなプログラムを開発し、誰でも実施できるように、HPにプログラムを掲載しダウンロード出来る様にする。そのことにより、今度どこで起きるかわからない災害時に、子ども達の運動機会を保障しながら、災害による運動のビハインドをなるべく負わない、運動支援を確立する事で、子ども達の未来に運動をつなげていく。
【内容】 『幼児体育教室』+『保育士への運動指導ノウハウの伝達』+『動作の研究』 『災害時の運動支援プログラムの作製』
【対象】 年長・年中・年少 ※希望によっては未満児
【費用】 NIPPON IT チャリティー駅伝実行委員会(東京)
【回数】 年間2回の体力測定を行い検証する
【指導員】 幼児体育の専門スタッフを派遣|所属:(一社) Fun & Fit・ひかわスポーツクラブ、マチラボ~マチと医科学研究所~ 他
【測定内容】 異なる狙いで2種類の測定を行い、被災地で低下していると感じる体力の現状を測定
① ネコぶら下がり(腕の筋持久力)|仮園舎・仮説園舎で2年過ごした子供達は日常の中で園庭や大型遊具で遊ぶ経験が乏しく、今までの支援活動で上肢(特に腕の引き付け)の弱さが目立って感じていた為、就学後の体育で、子ども達がつまづきやすい種目でもある「逆上がり」につながる事も考え、この項目の測定をすることとした。
② 連続ジャンプ跳びこし(瞬発力系)|仮園舎・仮設園舎で2年過ごした子ども達は、日常の中で野外の活動が少なく、園舎内での活動がメインになる傾向があった。昨年度までに支援を行った際に、ジャンプ動作が発育発 達の観点と経験から観た時に、動作に違和感があった。文科省が出した幼児期運動指針の中 の測定項目の中に「連続ジャンプ跳びこし」の項目があったので評価対象としても多くのデータと比較ができると考え測定することとした。
【実施園】 益城町立幼稚園 / 益城町立第2幼稚園 / 益城町立第1保育所 / 益城町立第2保育所 / 益城町立第3保育所 / 益城町立第4保育所 / 益城町第5保育所※仮設園舎 / 高木保育園※仮園舎-本年度より新園舎(民営化) / 熊本市立麻生田保育園
「災害時プログラムをもとに保育士モニター研修事業(平成31年令和元年度)」
災害時の運動指導研究事業で出てきた研究結果は、災害時の子ども達の運動能力(上肢の筋持久力に関して、被災エリアと非被災エリアの園との数値の開きが統計的に認められ、園が全壊した事で園庭を無くした事や、住環境が変わった事で、日常の遊び環境が大きく変わった子ども達の運動におけるビハインドが認められた結果になった。上肢の力の部分は現代の幼児運動能力において、過去より大きく低下している現状の中で、災害により更に低下している事が数値で出てきた。この結果から読み取れた事は、日常の運動環境の改善に着手する事が、未来の災害時に子ども達の運動を担保する仕組みが必要になってくると考える。よって今回の中で抽出した「データ」と、幼稚園教諭・保育士の皆さんから抽出した運動に関連する「悩み」を元に組み立てた運動プログラムの実施を行う。
【内容】 『幼児 体育教室』+『保育士への運動指導ノウハウの伝達』
【対象】 年長・年中・年少 ※希望によっては未満児
【費用】 NIPPON IT チャリティー駅伝実行委員会(東京)他
【回数】 現場ヒアリング・実践指導・アンケート調査 1セットで実践
【指導員】 幼児体育の専門スタッフを派遣|所属:(一社) Fun & Fit・ひかわスポーツクラブ、マチラボ~マチと医科学研究所~ 他
【内容】 現地ヒアリングと先生方への運動に関する「悩み」を集約する為にアンケート調査をする。昨年度の研修結果と悩み、アンケート調査の結果をもとに、悩みの解決につなげる運動プログラムを在園児に対して指導をし、現場で研修を行う。その後、実践に対するアンケート調査を行い、保育士・幼稚園教諭だけで狙いのある運動指導ができる環境を提示して行く。この内容で実践し、保育士・幼稚園教諭の心理も学ぶ事で、熊本地震で必要性がより強調された、災害時における幼児期の運動をサポートする為のガイドラインと、被災地で被災した園の職員だけでも実践しやすい運動プログラムの開発を益城町の先生方と共に行っていく。
【実施園】 益城町立幼稚園 / 益城町立第2幼稚園 / 益城町立第1保育所 / 益城町立第2保育所 / 益城町立第3保育所 / 益城町立第4保育所 / 益城町立第5保育所
※ 2021年第64回全国保育研究大会にて、上記の実施先である益城町立保育園から災害時の運動指導研究データを活用し研究発表を行う。また同時に研究発表会資料のサポートも行う。
第8回大会|2017年 支援報告
第8回大会(2017年開催)において皆様のご協力のもと「500万円」を各団体様に寄付をさせていただきました。寄付から1年が経過、それぞれの団体様より寄付金活用報告がありましたので、内容を共有させていただきます。掲載内容以外に、詳細な資料もいただいております。
うつ・ひきこもり就労支援 | 寄付金:150万円
寄付金を以下のとおり活用いたしました・・・
① 川崎就労移行事業所のレイアウト変更を実施し、以下の効果を得ることが出来ました。(2018年2月)
・ 内部実習のためのスペースを拡張し作業効率を向上
・ 利用者や相談者・来客との面談スペースを確保
・ 一時的な体調不良利用者のための、休憩場所としても活用
② 川崎就労継続支援B型事業所を増床し、より多くの利用者支援が可能となりました。※定員数10名から20名へ増(2018年7月)
③ 利用希望者の無料体験期間を長く確保することで、入所に対する不安を軽減し、「一歩を踏み出す勇気」を与えていただきました。
④ 2020年3月からの体制変更に備え、スタッフの増員を実施予定|「利用者の就労実現」を、より強力に推進するための支援体制を構築する
・ 営業および広報機能を強化
・ 支援員が支援に集中できる体制
⑤ 公費による支援を受けることの出来ない就労困難者の受入れ(就労訓練 奨学制度)
⑥ PC Skill、Social Skill習得のための自学ツールを導入
障がい者支援 | 寄付金:50万円
寄付金を以下のとおり活用いたしました・・・
2018年9月に愛知県にて開催しました「2018年第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知」の開催費用をはじめとした、年間を通じたSON活動に大切に活用させていただきました。本大会に出場した選手の中から、知的障がいのあるアスリート67名(選手団としては105名)が来年3月にアブダビにて開催されるスペシャルオリンピックスの夏季世界大会に出場します。
熊本復興支援 | 寄付金:50万円
寄付金を以下のとおり活用いたしました・・・
① 幼児への運動によるリフレッシュ事業(平成28年度)|発災後から様々な運動を通した心のリフレッシュ支援活動。子供とそれを取り巻く大人の心の部分の重要性を感じ、幼稚園・保育園での園の正規時間内での運動遊びの提供により、子供達の「笑顔」をさらに引き出すとともに、先生方も被災されながらの業務の中へ、外部の指導者が入ることで、客観的に子供達を観察する時間や、少しほっとする時間を定期的に提供し、心の復興を実施。
② 幼児の運動機会保障事業(平成29年度)|災害により運動機会を失った子供たちがいる事が表面化してきた運動の基盤を作る運動遊びや外遊びを、園の被災により災害後10か月実施できていない幼児たちや、仮設・みなし仮設生活で、生活環境の変化による運動機会の損失もあり、日常の運動機会を保障する為に支援金を活用。
③ 災害時の運動指導研究事業(平成30年度)|災害で幼児期に必要である多用な運動機会が減少し、体力低下が起きているが、実際どの部分の低下が著しいのか、またその低下した体力を平均値まで押し上げていく為に、誰でもどこでも実施できる「遊び」はどのようなものがあるかを、大学関係者、理学療法士と連携して検証し、新たなプログラムを開発。
④ 災害時の運 動指導研究事業(平成31年度)|『幼児体育教室』+『保育士への運動指導ノウハウの伝達研修』、『災害時の運動支援プログラムの作成』
東北復興支援 | 寄付金:50万円
寄付金を以下のとおり活用いたしました・・・
東日本大震災による原発事故の被曝被害から子どもたちを守るためのクリニック事業の中で、尿中のセシウムの測定を実施しております。
一人の測定に4000円の実費経費がかかりますが、この検査にご支援金を充当させていただき、実施しております。4月~9月までのデータをまとめておりますが、添付の資料は保養事業の中での保養前後の測定比較のグラフとなります。(別表を頂戴しております)保養前と保養後の尿中セシウムの測定結果です。保養の前と後では、尿中のセシウム値が違うことを見ていただけると思います。12月の今現在までで、今年度は200名以上の子どもたちが、この測定を利用しています。原発事故の影響のない地域の子どもたちとの測り比べも実施しており、保養の科学的効果や、測定値を知ることで日々の暮らしの被曝の軽減などに役立っています。
東北復興支援 | 寄付金:200万円
寄付金を以下のとおり活用いたしました・・・
みんなの夢AWARD、みんなの夢AWARD地方版、これらの関わる学生団体が復興支援の活動として実施するために使わせて頂きました。復興地陸前高田AWARDをはじめ、全国の地方創生の活動にも充当させていただきます。
みんなの夢AWARD地方版実績・計画]
• みんなの夢AWARD in小諸|2018年9月29日(土)|200名参加
• みんなの夢AWARD in銚子|2018年12月15日(土)|150名参加
• みんなの夢AWARD in四条畷|2018年12月16日(日)|600名参加
• みんなの夢AWARD in南伊豆|2019年1月20日(日)|予定
• みんなの夢AWARD in飯綱|2019年3月2日(土)|予定
• みんなの夢AWARD in陸前高田|2019年3月17日(日)|予定
• みんなの夢AWARD in熊本|2019年3月24日(日)|予定
◆ 学生団体 僕らの夏休み|2018年夏に所属する学生たちが東北復興地域に行き、小学生に勉強を教えたり遊んだりして、子供たちの心の復興を行った。(Tシャツ×200名)
◆ 学生団体 SWITCH|2019年3月11日に、ボランティアで所属する学生たちで陸前高田にてボランティア参加予定。
◆ JOYSTUDY|2018年夏に所属する学生20名が、被災地陸前高田にてボランティア活動を実施。
お問い合わせ
大会について、支援について、運営についてなどのお問い合わせ・ご意見は、お問い合わせフォームからお送りください。